こんにちは。うきは市のZelkovaCoffee田中です。
いろいろお話したいことが多すぎて、情報が渋滞してしまうのでテーマを決めて書くのですが、それでも渋滞しがちですね。
今日のテーマは「コーヒーをお家で楽しむ為に必要な道具!」です。
初心者で何も持ってないよ。という方からしたら、お家でコーヒーを楽しむのはハードルが高そうに思えるかもしれません。
道具を揃えるだけでも、コーヒーミル、ドリッパー、サーバー、ペーパー、ポット等々・・・
ですが、ポイントさえ押さえれていけば少ない道具でも「それなり」に美味しく楽しむことができます。コーヒーはツールが豊富で集めるのも楽しさの一つです。ドリッパーやペーパーの少しの形状で味が変化したりするのも面白いところです。各、専門的な道具は「更に」美味しくするためのツールとお考え下さい!お湯とコーヒーの粉がどのように、どれ位、触れあい、成分が出るのかということに尽きると思います。
私は大学時代写真を学んでいたのですが、その時の先生から「いい道具を使え」といつも教わっていました。今から考えると、いい道具とは「再現性が高いもの、精度が高いもの」だと思います。アンティークなレンズなどは独特のクセがあり、それが味になるのかもしれませんが、その中でも、いいものは「安定して」クセが出ているものだと思います。連続して同じ結果になるものですね。意図が結果に反映されやすいということです。
コーヒーって粉の量やお湯の温度が少し変わると味が変わります。
そういう意味ではいい道具っていうと「ちゃんと測れる」ということが大事になってきます。
そこで私のお勧めはこれです
「ハリオ ドリップスケール」
平たく言うと「測り」です。実はキッチン測りでもいいです。※できれば0.1g単位で測れるとなおよいです。
重さが測れて時間も同時に測れるというものです。
精度が高めのキッチンスケールをお持ちならばスマホの時計機能で時間を一緒に測ればいいかもしれませんね。
使い方としましては、こんな感じで豆の重さを測ったり
こんな感じで、お湯の投入量を測ります!
この場合、注意しないといけないのは低い温度のくらいのお湯(水)では100mlが100gですが、熱したお湯(水)は少し軽くなります。※94gくらい?そこらへんも調整が必要ですね。というか毎回高温で計測していれば、条件が同じなのでいいのですが、お水とお湯とを交互に測るとおかしくなります。ちなみにの注意点です!
まず揃えるべきはこれです。これがあると違います。
コーヒーミルやドリッパーより先にこれがあればなんとかなります。意外でしょ?
指定したグラムの粉量とお湯を用意して数分漬け込むだけでできてしまいます。あとは茶こしやペーパーなどでこしとれば完成です。
以前、焙煎のワークショップで百均のポリ容器に粉を入れてお湯をかける。そして茶こしで濾すという、今から考えたらファンキーな発表をしたことがあります。(そして粉にやわらぎ水を行うという蛮行も同時に行いました。)
自由に考えていいのです。
世界から素晴らしい原料が入ってきて、焙煎の技術も、世界基準で少しづつ進歩してきた今だからこそ、難しいことを考えなくてもいくつかのポイントを押さえればそこそこ美味しいコーヒーが楽しめます。急須に茶こしをセットしてお湯を注いでもいいでしょう。
その場合も「計量」これが肝要です。無人島にコーヒーツール一つ忘れたら。。。いや違いますね。これがあると安定する器具は「計量器具」です。
もちろん「挽きたて」であることや、特殊な器具でしか出せない味わいもありますがまずは「測る」ということが大事ですよ!!
面倒くさそうに感じるかもしれませんがひと手間。これだけはやってみてください。毎回じゃなくても時間がある時だけ測ってみれば勘どころがつかめてきます。
オフィスや一人コーヒーの時は「簡単ドリップ」もおすすめです。
測りがあれば粉の量とお湯の量を測りながら抽出できます。
お湯、粉、簡単ドリップ、測りがあれば出来ます!
ちなみに私はお茶も茶葉とお湯を測るようになってから美味しくなる確率が上がりました。料理でもよく測ります。
キッチンの一番見えることろに一つ置いてます。こういう道具は奥にしまうと出てこなくなるのですが、出しておくと色々使えて便利です。時間も測れるので意外と助かります。
今後コーヒーの淹れ方の投稿などもする予定ですが、ある程度計量することをもとにお話しいたしますので、是非ご用意いただけますと幸いです。
それではまた!